場所:群馬県桐生市天神町(群馬大学桐生キャンパス内)
開館時間:平日9:00~16:00、第1土曜・毎週日曜10:00~14:00
入館料:無料
アクセス:JR桐生駅から「おりひめバス」で「群馬大学桐生正門」下車すぐ。JR桐生駅から徒歩約30分。
【解説】
大正5年(1916)に桐生高等染織学校の本館及び講堂として建てられた建物。染織学校は戦後に群馬大学工学部に改編された。
【訪問記】
2024年夏の平日(夏休み期間中)に訪問。桐生駅から、重伝建地区に指定された街並みを眺めながら歩いて向かった。大学構内にあるが、守衛所(これも大正時代の建物である)で見学の旨を伝えれば、あとは自由に見学可能である。
講堂の中に入ると、想像以上に大きく、荘厳である。見学者は私一人ということもあり、その空間や雰囲気に圧倒されていた。2階部分にも上がることができ、また椅子にも自由に座ることができる。訪問時間の都合上、ゆっくりとできなかったのが心残りだ。
【余談】
トイレ棟や、接続する渡り廊下も古いものであり、美しかった。周囲に誰もいないので、3回ほど渡り廊下を行き来していた。
名所評価(★5が最高)
面白さ:★★★★
・建物は美しく、見学の自由度もあり、近代建築が好きな人は非常に楽しめるだろう。一方、展示パネルは記念会館の趣旨もあり、同窓生向けであった。
再訪度:★★★★
・もしアクセスしやすければ、季節ごとに桐生の昔ながらの町を回った後にここでゆっくりしたいものだ。
快適さ:★★★★
・椅子にも自由に座ることができ、人も少なく、快適であった。夏休みでなければまた違うのだろうか。
アクセス:★★
・桐生駅から徒歩でのアクセスはやや良くない程度だが、そもそも首都圏から桐生に行くのにかなり時間がかかる。
周辺スポット:★★★★
・伝統的な街並みや近代建築が好きなら、桐生の町の散策をかなり楽しめるだろう。近隣の桐生天満宮の社殿は彫刻が素晴らしく、重要文化財に指定されている。
個人的満足度:★★★★★
・あまり期待しないで訪れたら圧倒された。いつか再訪したい。
2階から講堂を見渡す
窓から光が差し込む
2階へ向かう階段部分も見ていて楽しい
大学入口をのぞむ
トイレへ向かう
説明板 個人用に撮影したので、非常に写りが悪い