場所:東京都江東区猿江
公開時間:「一般公開エリア」は土日祝の9:30~16:30。ただし、このエリア外から24時間外観見学可能。
アクセス:地下鉄住吉駅から徒歩10分、錦糸町駅から徒歩約20分。
【説明】
昭和52年(1977)に小名木川に設けられた閘門。
小名木川はこの閘門の東西で水位が2メートルほど異なり、西側は東京湾の満干に応じて水位が変わるのに対し、東側は低水位が保たれている。そのため、この閘門(2つの水門)によって水位調節を行い、船舶の航行が可能なようにしている。
【訪問記】
2025年冬、住吉駅から徒歩で訪問。見学中、船の航行・水門の開閉は無かった。
閘門の北岸には公園(及び隣接する「一般公開エリア」)、南岸には遊歩道がある。また東側には小松橋、西側には新扇橋がかかっており、これらの場所から眺める形での見学になる。
説明板は北岸の扇橋河川公園に設置されているため、ここを最初に訪問したい。公園に隣接する「一般公開エリア」は、閘門にやや近づいて外観見学できる、というだけの場所である。
最も見ていて迫力があるのは、小松橋下辺りから閘門を見上げるアングルであろう。小松橋は昭和5年(1923)、新扇橋はその翌年に架けられたいわゆる「震災復興橋梁」であり、こちらもしっかりと見学しておきたい。
閘門は写真で見ても分かる通り、非常に現代的でスタイリッシュな外観である。内部を見学することはできないが、閘門扉の望楼部?はガラス張りであるため、機械などが外からも伺えて楽しめる。
【余談】
閘門といえばパナマ運河。行政はこの扇橋閘門を「ミニパナマ運河」として広報している。
名所評価
面白さ:★★
・船が通行していれば★4つで良いと思うが…
再訪度:★★★★
・水門の開閉を見てみたい!
快適さ:★★★
・扇橋河川公園で休憩可能、近くの小松橋際児童遊園にトイレあり
アクセス:★★★★
・新宿駅から徒歩込み約30分で行くことができる。
周辺スポット:★★★★
・木場公園や猿江恩賜公園が近い。付近は城東の下町。
個人的満足度:★★★
扇橋河川公園内「一般公開エリア」から見た閘門後扉
「一般公開エリア」から見た閘門前扉および閘室
小松橋
小松橋下から見た閘門
南側遊歩道と閘門
新扇橋から見た閘門前扉
説明板
説明板
小松橋についての説明板
新扇橋