場所:佐野市小中町
開館時間:10:00~16:00 月・水・金曜日休館
入館料:300円(高校生以下及び70歳以上無料)
アクセス:佐野駅からバス「さーのって号」で「田中正造生家東」下車、徒歩3分(バス本数僅少)。佐野駅から徒歩約1時間。
【解説】
政治家・田中正造(1841~1913)の邸宅。正造の父は名主であり、正造自身もこの家で生まれて名主を継いだ(名主は世襲制でなく入札で決まったようである)。建物は隠居所、母屋、土蔵の三棟であり、中庭が設けられている。しかし、正造は母屋に医師を住まわせたために、自身は隠居所で暮らしたという。
【訪問記】
2024年夏の平日に訪問。行きはバスで向かったが、次の便が3時間後であったため、帰りは徒歩で30分ほどの別のバス停へ向かった。もっとも、このルートはおすすめできず、タクシーを利用するか、駅まで徒歩で行くのが良い。
訪問すると、管理者の男性の方に、非常に丁寧に案内して頂いた。敷地や建物は広くないものの、話もしながらゆっくりと楽しめた。
【余談】
管理していた方々に佐野ラーメンを食べに行くことを伝えたが、おすすめの店の名前は出てこず、「駅の方に行けばいっぱいありますよ。外れはないと思います」とのことだった。自家用車で来たわけではないと言うと驚かれ、周辺の時刻表なども調べていただいてありがたかった。
名所評価(★5が最高)
面白さ:★★★
建物や展示自体は小規模だが、丁寧な案内をしていただけて楽しめる。
再訪度:★★
何度も見るべきものは無いが、この辺りの方とも話せるので再訪しても楽しいかもしれない。
快適さ:★★★
訪問時、客は私一人で、つきっきりで説明していただけた。手入れされた屋敷内もほっとできる。
アクセス:★
公共交通機関だけで行こうとすると、片道は一時間ほど歩く必要がある。佐野自体、副都心からは遠い。
周辺スポット:★★
田中正造の墓が近くにある。佐野駅まで出れば、佐野厄除け大師なども見て回ることができる。
個人的満足度:★★★★
非常に暖かく迎えてくださった。思っていた以上に楽しめた。