大正10年に建造され、平成26年まで利用されてきた旧栃木町役場庁舎内に開設された文学館。常設展示では山本有三らを紹介している。展示自体は小規模だが、建物の内観を生かしており見学の価値がある。
2010年に廃業した百貨店・福田屋の建物を、庁舎建替を検討していた栃木市が取得。1階部分を東武に貸して商業施設機能を維持している。ユニークな外観で面白いが、地方都市の現実がストレートに伝わって複雑な気分にもなる。1階には休憩スペースもあり、市内散策がてら寄ってみたい。