海上保安庁横浜資料館
(北朝鮮工作船展示)
(北朝鮮工作船展示)
場所:神奈川県横浜市中区新港
開館時間:10:00~17:00 月曜休館
入館料:無料
アクセス:馬車道駅・日本大通り駅から徒歩8分。
【解説】
平成13年(2001)に発生した九州南西海域工作船事件に関する資料館。
ご存知の通り、この事件は海上保安庁が不審船を追跡していたところ、奄美大島沖で銃撃戦となり不審船が沈没したというものである。不審船は北朝鮮の工作船であり、後日引き上げたところ船内から機関砲をはじめとした武器などが発見された。
【訪問記】
2022年秋訪問。館内は閑散としていた。
館内の目玉展示は、なんといっても工作船である。直接見ると大きく感じるが、大海原を航海するものとなると小さくも感じる。船体は下からも上からも見学できるようになっており、内部もうかがうことができる。また、搭載されていた武装や工作員の遺物も見学できる。巡視船と銃撃戦を繰り広げた工作員とはいえ、遺物や自爆用スイッチなどを見ると複雑な感情にさせられる。
【余談】
訪問時、資料館の横に巡視船「あきつしま」が停泊していた。
名所評価(★は5が最高)
面白さ:★★★★
小規模だが展示は充実。物珍しさもあり、楽しめる。
再訪度:★★
当然だが企画展示などはない。
快適さ:★★★
アクセス:★★★★
赤レンガパークの辺りにある。横浜観光の一環で訪れたい。
周辺スポット:★★★★★
横浜の観光地が集中する辺りにある。山下公園、中華街、日本丸は徒歩圏内。
個人的満足度:★★★★
日本にはほとんどないタイプの資料館で楽しめる。海外なら戦争博物館扱いだろう。
外観
工作船甲板
工作船船内
弾痕
金日成バッジ
携帯電話
銃
工作船内に搭載されていた小型舟艇
自爆用スイッチ
巡視船「あきつしま」